進化するSiriをもっと使いこなして行こう
iPhoneがAndroidスマホと最も大きく異なる点は「Siri」の存在でしょう。
現在ではAndroidスマホにも同様の音声認識システムが搭載されていますが、Siri独特の人間くさい対応はiPhoneユーザーにとって魅力的なものです。
Siriが初めて搭載されたのは2011年10月に発売されたiPhone4Sからのことで、2017年現在約6年ということになります。
6年間の間に数々のSirを使ったtipsがネットで紹介をされており、中にはオカルトめいた内容のものからちょっと便利な質問のしかたまでバリエーションも多く登場しています。
現在最新式のSiriが搭載されているのはiOS10ですが、iOS8以降のバージョンから設定画面には「Siri」という項目が追加されています。
Siri設定画面ではそもそもSiriをオン・オフで切り替えることができるとともに「Hey Siri」を許可するかどうかも設定できます。
それまでのバージョンではなかった「Hey Siri」機能が加わったのはiOS8からのことで、従前までのようにホームボタンを長押ししなくてもそのままiPhoneに呼びかければ必要なアプリケーションを立ち上げてくれるようになりました。
これにより完全にハンズフリーでスマホを操作することができるので、例えば他の作業をしているときであってもちょっと気になることを検索したり、アプリを起動して音楽やラジオを流したりといったことが可能となりました。
最初の設定で自分の声を認識
ただしこの「Hey Siri」は常に使用できるわけではなく、電源につながっている時のみの起動となります。
これは屋外など他の人の声や雑音が入る場所では声の聞き分けができなくなってしまうからです。
最初に説明したSiriの設定画面ではまず最初に音声を使用する本人の情報を登録しなくてはならず、画面に出てくる指示に従って発音をすることでそのiPhoneに認識をしてもらえます。
応用的な使用方法として、音声で起動したSiriを他の人から覗かれないようにするため「ロック画面でのアクセス」をつけるというやり方があります。
これをあらかじめ設定画面でオンの状態にしておくと、画面ロックがかかっている間にはSiriが起動しないようになります。
「Hey Siri」を使うケースとしてはWebで検索をしたり、地図を呼び出して目的地までのマップを表示するといったことが多いことと思います。
他にも「音量を上げて/下げて」といった基本調整も今のSiriなら可能となっています。
また通話をすることができたり、不在着信の有無を確認するということもできます。